2010年8月26日木曜日

箸(おはし)

箸(おはし):

最近の白人観光客は箸を綺麗に使える者も少なくない。
ちなみに以下を「嫌い箸」といい、これをやるとマナー違反となるので要注意。

握り箸:二本の箸を握って食べる。
拝み箸:拝むように両手で箸をはさみこと。
横 箸:スプーンのように箸を揃えて食べ物を掬い上げること、又は箸を舐めること。
違い箸:種類・材質の異なる箸を一対で用いること。

突き箸:料理を箸で突いて食べること。
刺し箸:料理を箸で刺して食べる。
仏 箸:箸をご飯に突き刺して立てる。
     仏式の葬儀の時にご飯を死者に捧げるやり方。
合せ箸:箸から箸へ料理を渡す(遺骨を拾う時の行為を連想させる)。
     拾い箸、箸渡しとも言われる。

叩き箸:箸で食器を叩き音を出す、又はその音で人を呼ぶ。
指し箸:箸で人・物を指す。
持ち箸:箸を持った手で同時に他の食器を持つ。
受け箸:箸を持ったままおかわりをする。

寄せ箸:箸で遠くの食器を手元に引き寄せる。
空 箸:箸を料理に一度つけたのに食べないで箸を置く。
     食べ物に毒が入っていると疑っている仕草に思われる。
迷い箸:どの料理を口にしようかと迷い、料理の上で箸を動かす。
     惑い箸とも言われる。
移り箸:ある料理を取ろうと箸を伸ばした後、突然他の料理に箸を移す。
     渡り箸とも言われる。

せせり箸:箸で食物をつつきまわす所作。
涙 箸:箸の先から汁物などの汁をぽたぽた落とす。
探り箸:汁椀の底に具が残っていないかと、箸を椀の中でかき回して探る。
洗い箸:汁物などで箸を洗う。

もぎ箸:箸に付いた米粒などを口でもぎとる。
     最初に汁物を一口すするのが作法。
舐り箸:箸をなめる。
銜え箸:箸を銜える。
噛み箸:箸を噛む。

掻き箸:食器に口を付け箸で食べ物をかきこむ、又は箸で頭などを掻く。
込み箸:箸で食べ物を無理に口に詰め込む。
渡し箸:箸休めの時に箸を器の上で横にかける。
揃え箸:箸を食器等に突き立てて揃える。

直 箸:取り箸を使わずに大皿料理を自分の箸で取る。
すかし箸:骨付き魚の上側を食べた後、骨越しに裏側の身をつついて食べる。
撥ね箸:嫌いなものを箸でのける。
重ね箸:1つの料理ばかり食べ続ける。「ばっかり食べ」とも言う。

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